人生なんて、もんじゃみたいなもんじゃ

もんじゃ焼きのような人生に対してのぼやき

大学卒業直前の僕が思う、大学生活の戦略的過ごし方

学生生活、本当に自由でした。

「できるだけ有意義に過ごしたい」なんて思いながら、結局だらだら友達と遊んで。

でもそれがまた楽しいし、遊んだりだらだらすることって"今しかできないこと"のような気もして正当化して。

頭の良い奴は大学生活遊びまくっても皆が羨むような進路に進むし、

どんなに良い経験しても経験からの学びが薄かったりアピールが下手だとなんか燻っていたりする。

 

大学生活の過ごし方に正解なんてありません。

しかし今の大学生は

「どう大学生活を過ごすのが最も充実できるのか」

について日々悩んでいることを僕は知っています。実際僕がそうだったのでね。

 

そこで、今回は

「大学生活の戦略的過ごし方」

なんてテーマで書いていこうかなと思います。

 

個人によって、また入る大学や学部によっては、それだけである程度大学生活が規定されてしまうところもあるでしょうが、極力あらゆる人の参考になるように書ければと思います。

今回は、私が私立大学文系出身なので以下のようなシリーズで書いてみたいと思います。

 

0前提

1就活ルート

2公務員ルート

⑴官僚

⑵都庁その他

3資格試験ルート

公認会計士

⑵司法試験

⑶その他

 

0.前提

 

信憑生を高めるするために、私の経歴を少し。

 

と言いたいところなのですが、我ながら結構特殊な大学生活を送っていて、

特定されるのも面倒なので書きません。

学生の皆さんが大学時代にやりそうなことは留学以外一通り経験した、とだけ言っておきます。

 

さて、

まず大学生活はどういった時期か、というのを自分なりに以下のように定義づけてみました。

 

「自分を形作り、磨き始める時期」

 

どういう意味か。

あくまで学部を卒業したら社会人として働くという前提のもと、話を進めます。

 

中学や高校までは、クラスの中に席があり、出席番号なるものがつき、何もせずとも一人一人に居場所があったかと思います。

 

しかし、大学以降はそうではありません。

大学のクラスなんてあってないようなもの、8桁の学籍番号は君らに全く居場所を提供してくれません。

そんな中、大学生活においては自分が何者なのかを改めて考えさせられることになります。

これは、就職活動でも残念ながら起こり得ます。

就活において企業の人事は

「会社に価値を提供してくれる人か」

を見ています。

もちろん、価値、とは様々な形があります。よって、その価値を提供できる性格や能力にも種々のものがあります。

しかし、「貴方が誰なのか」に答えられないような学生は、とても採用しようがありません。価値を提供してくれるか全く分からないのですから。

 

よって、貴方が誰なのか、を曲がりなりにも少しずつ自分なりに定義づける四年間にすべきかと思います。

これは、必ずしも学生生活の一貫性を意識したりだとか、1つのことのみに集中しろと言ってるわけではありません。

色々なことに自分なりの考えを持って挑戦していく中で、少しずつ自己を理解していくのでも良いと思います。

 

1つ注意して欲しいのは、自分を形作ることを目的としないで欲しいということ。自分の形とは、意識して作るものではなく、徐々に、かつ自然にできていくものだと思います。

自分の興味のあることに、とにかく足を突っ込んでみる。気に入ったらとことんやってみる。そんな中で、少しずつ見えてくるものだと思います。

 

どのような道を選んだとしても、一般性があると自分なりに考えているポイントをまずは挙げてみようと思います。

 

⑴迷ったらとにかく視野を広げろ。

高校までは、皆さんとても狭い世界で生きています。大学生は、有り余る時間と自由な身分を持つことから、人生で最も視野の広がる時期の一つだと思います。

ではなぜ視野を広げるべきなのか。

①面白い人間になる素地ができる

ちきりんさんのブログには、面白い人には二つのパターンがあると述べられています。

  • 素で面白い奴
  • 面白い経験をしてきた奴

本当に同感です。

どんなにつまらない奴でも、「アマゾン川でピラニア釣りやって、現地人と一緒に焼いて食べた」とか言う話してきたら、結構面白いですよね。

そして、変な経験をしようとすると、そこには同じような考えをもった変な奴がいるわけです。そういう人達と仲良くなることで、さらに貴方の面白みは深まります。

 

②卒業後を考える上で大事

自分も、大学生活の途中から今まで付き合ったことない連中と一緒に活動し始め、本当に視野が広がりました。

今時、そういう知人がfacebookとかで変なイベントを色々シェアしてくれたりするんですよね。自分の思考に近い偶然のでき子供や出会いを、意図的に作り出すためにも、視野をどんどん広げておくことは大事です。増えすぎた情報を絞ったり整理するのは、後からでいい。

 

面白そうなイベントや団体を見つけたら、飛び込んで入ればいい。

でも、そういった事案を見つけやすく、かつ飛び込みやすくするには、

変なイベントに精通している奴らと出会うのが手っ取り早い。

 

じゃあどのような場所で会えるのか。

  • 意識高そうな学生団体に入る
  • 留学など、国際的なイベントに参加する
  • 意識高そうな授業、ゼミを取る
  • ベンチャー企業にの長期インターンを行う

 

出会い方は様々。上記以外にもいくらでもあります。

 

⑵何かしら、大学生活で4年間での目標のようなものを考える。

 

本当に何でもいいから、軸は作ったほうがいいと思います。

  • とにかく社会人になってから後悔しないレベルまで遊んで遊んで遊び尽くす
  • 誘われたらお金の許す限り断らない
  • ひたすら色んなことにチャレンジする
  • 何かの分野で日本一になる

 

こんな感じで、四年間ブレない軸を大学入る前の春休みに立ててみましょう。受験からも解放されて一番楽しい時期だけど、四年間の充実度を上げるためにも、少し時間をとって是非とも考えて欲しい。

決めるのが難しかったら、ハードルを下げるなり、ベクトルを変えるなりしてみましょう。

 

大学生活って、本当に自由。自由すぎて、自分がブレブレになることがある。

そんな時、行動指針みたいなものがあるといい気がするんですね。

軸持って行動している人って、なんか魅力的に映るしね。

ちなみに、自分はそういうものがなかったので苦労しました。

 

最初に入った団体を途中で辞めて、別の団体に入って、途中でまた嫌になって、、

という大学生活。

最初から色々なものにチャレンジする、って決めていれば、

中途半端に色々やった自分の大学生活を肯定させられたかもしれない。

 

なんてね。

 

汎用性があるのは、この2つくらいでしょうか。

この2つを意識しつつ、好きな勉強なりサークルなりを思いっきりやってください。

深さを意識するのは、ある程度視野が広がってからでいいと思います。

 

あとは、各論ということで次回また書くことにします。

 

 夜の静けさ